伊織誕動画を作るに至るまでのメンタル変遷


伊織誕動画のあとがきを書いていたのですが
精神的な部分が長々となったので分けることに。

まぁ質の悪い自分語りなのであまり見る必要ないです。






まず私は2011年の秋にアニマスから入った人間で
すぐにCDをかき集め、年明けの嘘ランキングからMADを見始め
6月の7thLVに参加した頃には首まで浸かってました。

そこからは割愛しますが、最終的には自分でMAD作るほど好きになってました。 酔狂だね。
そんな私に転機が訪れたのは15年7月、10thライブでの新作発表です。
もちろん発表自体はとても嬉しかったです。
ライブ前までの閉塞感というか最後の祭りみたいな空気やばかったですし。
ただそれはずっと見てきた2OFAモデルからの脱却を意味してて複雑な思いでした。


もやもやした気持ちを抱えつつもニコマスを楽しみながら迎えた16年1月のモデルお披露目。

違和感がすごい。

モデルの出来の良し悪しではなく”水瀬伊織”として受け止めきれないという感じ。
そういえば生放送はおろかTSすらも見れなかった気がします。
なんとかツイッターを眺めてた覚えはあります。
気持ちの整理がまったくできてませんでしたね。
このあたりから公式はあまり触れられなくなりました。

モデルの違いなら1st visionはどうなんだ、という話ですが
1歳歳を重ねてるおかげかすんなり受け入れてたんですよね。
割と1stからOFAまではパラレルだけど地続きみたいな感覚があります。(個人の見解です)
まぁそもそも”2モデルへの乗り換え”を経験したわけじゃないので
今回との比較はあまり意味ないです。

そんな感じでPSモデルは”同姓同名よく似た別人”という認識でした。
しかしながら自分の観測範囲では、2への移行を経験した人が多いからか
モデルの出来を言及するくらいで私のような後ろ向きな意見は見られませんでした。
2010年当時どう乗り切ったのか聞いてみたかったですが、
気分良く話してもらえるような話じゃないのは確実ですし、水を差すように思えたので
それについてつぶやくのも控えてた気が。0ではないけど。


ただ経験則から”3Dモデルは慣れ”という考えだったので
時間が解決してくれるだろうと思い動画作って過ごしてました。
まぁ慣れるの年末までかかったんですが。

この時の伊織誕動画と7月の春香動画は不安の現れですね。

「たとえそこに私がいないとしても いまはそっと抱きしめてあげる」と伊織に歌わせたり
「いつでも、いつまでも、私のそばにいてくださいね」と全力で呪って吹っ切ろうとしたり。
ブロマガで”これでPSと向き合えそう”って書いて自分に言い聞かせてて笑っちゃう。


それで実際向き合えたかというとそんなはずもなく。

シナリオの評判の良さは目にしてました。そこはホッとしました。
が、問題は自分が”水瀬伊織だと思えるか”で、
それを確かめる決心はなかなかつきませんでした。

そうこうしてるうちにゲーム性についての悪評が増え
積極的に向き合おうという気は薄れていきました。


幸いニコマスのおかげで年末にはPSモデルの見た目に慣れてきました。見た目は。
ただこの頃には別の問題が発生してました。モチベーションの低下です。

伊織に関する新しいインプットは1年以上ない、ダンスが上手く組めないのに加え、
周りがPSに移る中でOFAで作ることに意味を持たせないといけないと
考えてしまっていました。うーんこの。

動画を見る意欲も減ってしまっていたのでなんとか保たせようとしたのが実は”iICF”です。
今思うとこれなかったらCM合作のフレちゃんでアイマスから完全に足洗ってましたね…


そんな感じでPSに対してもアイマス自体に対しても気持ちが上向かないまま
合作や企画の運営に追われていたある日、この動画がTLに流れてきました。

当初はiICF17タグは付いていませんでしたが
企画のおかげで動画を見る意欲がなんとか保ててましたし
15年P合作以降踊る伊織をほとんど見ていなかったせいもあってかなんとなく開きました。


久しぶりに動画見て泣きましたね。今見てもちょっとあぶない。
「いまのわたしが違うわたしでも、好きになってくれたかな?」
この歌詞にハッとさせられましたね。
仮に別人だったとしてもやれば好きになるっていうのは
なぜか確信できたんですよ。あれだけ悩んでたくせに。

こうして書いてみると解消部分が単純すぎてバカバカしく思えますね。
とはいえ動画を見てなければこんな簡単なことにも気付かずにやめてたでしょうから
いとりさんにはホント感謝しかないです。素敵な動画ありがとうございました。



そんな感じで整理がついたのが17年4月。10thから数えると約20ヶ月?時間かかり過ぎや…
それだけ時間かかった直後に投げつけられたミリシタは
正直寝耳に水というか勘弁してほしいという当時の感想。
ミリシタモデルは3月くらいに慣れました。モデルは。
ただ照明が光った時の白飛びしたような眩しさが私の目には耐えきれないので
認識どうこう関係なく距離を置かざるを得ない状態です。MADでも割とつらい…






最後脱線しましたがこんなとこですね。
去年全然動画作れてないのはリアルの忙殺と没ってただけで伊織とは関係ないです。


それでは肝心の動画の話は別記事で。