デレスポを使っての見切れないBB素材覚書
今回はデレスポ使ってのBB素材の話。
去る2021年1月にmobiusPがtwitterにフォトスタジオでの見切れないBB素材の撮り方を投稿していました。
#フォトスタジオtips - Twitter検索 / Twitter
正直このハッシュタグ見ればもう十分なんですが、デレステ内でのARが削除されたり、
デレスポ触ったことがなかったり、twitterの遡行性の悪さを考えると別で記事書いたほうがいいかなぁと思ったので書くことにしました。
TLという濁流に流しっぱなしにしていい情報じゃない…
・デレスポ基本情報
BBの話の前にデレスポについての基本的なことについて。
・アプリタイトル画面
まずタイトル画面から。
ここで表示されるアイドルはデレステ内のホームメニューの1番目と同じであり、
デレスポでの初期表示アイドル、衣装となります。
SR以下の場合はスターリースカイ・ブライト(最初期の白いドレス)でした。
後述しますがデレスポでの変更操作は面倒なので、
同じアイドルを何度も撮る場合はデレステ側で変更しましょう。
左下はデレステとの同期。
バンナムID等のような紐付けではなく、端末内でのローカル同期だと思います。
仕様がいまいちわかりませんが前回の同期から新衣装を入手していた場合、
同期無しではデレスポ側で使えないかもしれないので、その時はまた同期してみてください(未確認)
右下は設定。多少設定を弄れます。
自分のクソザコ端末にはありませんが、ちゃんとしたものなら画質設定もあるそうです。
身長設定は140～190cmまで。
自称170cmの私がそれぞれの設定で手を高く伸ばしたり床に這いつくばって撮ったものが↓
同じ衣装が同じ身長設定です(どっちがどっちか忘れた)
背景が赤いのはカメラを指で隠してるからです。
実質私の血の色。チョコに血を混ぜるくらいの愛情表現に使えそう。
這いつくばったほうの影を見る限り、一応設定の影響はあるようですが、
元々座標がズレることがあったり、空中浮遊させられることを考えると
これを有効活用する手段はちょっと思いつかないです。
素直に自分の身長でいいでしょう。
中央下に色々ありますが、今回はフォトスタジオのARモードにだけ触れます(他はやってない)
・フォトスタジオARモード
ARモードを起動すると平面に四角く囲まれたペガサスロゴマークが出てきます。
このマークをタッチするとアイドルを召喚できます。
アイドルの大きさや向きはロゴマークの大きさと向きに依存しているようです。
見切れないよう横画面で撮る場合、3～5mほど距離をとる必要があります。
そのため撮影する場所はある程度の広さが必要となります。
が、ARモードはジャイロセンサーではなくカメラから平面っぽいのを認識しているだけのようで割とガバガバです。
そのおかげか壁の中腹に床から浮いたような形で召喚できたりします。
ですので、
距離をとれる場合は
足元に召喚(向きに注意)してから距離をとる
距離をとってから数メートル先に召喚する
距離をとれない場合は
頑張って壁に召喚する
ようにしましょう。
壁に召喚するのは方法が確立出来てないので、距離とったほうが楽です。
スマホを下に向けてマークを勢いよく壁にぶつけるように動かすとうまくいきやすい？
スマホを上に向けるとメニューが現れます。
アイドルや衣装の変更、楽曲やポーズの指定、アイドルの追加が可能です。
中央の点を約3秒合わせることで選択できます。正直やりづらい。
一度スマホを逸らしてもメニューの内容は保持されており、スタート画面に戻るとリセットされます。
衣装についてはドレスコーデ以外の入手済の衣装を使用できます。
ドレスコーデはスマホ↔DMMのような衣装破損問題ではなく、
21年1月現在非対応なだけだと思われます。今後に期待。
アイドルの追加は1人まで？マシンパワー次第かもしれません。
2人でのメニュー操作は、画像のように上部の名前のほうを操作でき、
操作するアイドルの変更は左端、退場は右端で行います。
また、楽曲の指定は同時に行われ、別々にすることはできないようです。
ポーズは別々で指定できるのですが、選択時間の問題で2人同時にポーズをとってもらうのは無理そうです。
長くなりましたが、実際にやったほうがわかりやすいのでやりましょう。
ではここからが本題。BB素材を撮ってみます。
用意するもの
・AR対応のスマホ、タブレット
・録画環境(動くため無線が無難)
・抜きやすそうな色の単色背景
・単色背景を映すモニター(反射の少ないもの)
1、モニターに単色背景を表示、アイドルを召喚し、あらかじめ立ち位置等を決めておく
ARでは曲やポーズ指定をスマホを動かして選択する都合上、
アイドルを画面に収める→録画開始→ダンススタート
という順で録画することができません。
ですのであらかじめ、
どこに立って、どの向きで、どの高さで、どの角度で撮るのか決めておきましょう。
使うのが冒頭だった場合、慣れないとドタバタします。
2、(録画を開始し)曲を選択、アイドルを映したらカメラを指で塞ぐ
まずは曲を選択し、アイドルを撮りたい画に収めます。
曲序盤から使いたい場合は先に録画を開始しておきます。
収めたらスマホを動かさないように注意しながらカメラを指で塞ぎましょう。
すると0.5秒ほど動いてアイドルの座標が固定されます。
固定されている時はどんなにスマホを動かしてもアイドルは微動だにしません。
指を塞いで即固定、というわけではないことには注意が必要です。
3、モニターの前に移動し、指を離す
ブログ用資料その１ pic.twitter.com/8pWC4NtVVc
— 家具屋P (@kaguya1503) 2022年1月7日
アイドルの座標を固定したらモニターの前に移動し、
スマホをモニターに近づいたら指を離します。
はい、これだけでBB素材が撮れました。
指を離してからも空間だと誤認されない限りは座標はブレません。
モニターとの距離ですが、動画からもわかる通り、
少し離れていると直撮り特有のノイズが映ってしまいます。
ですので1,2cmまで近づけちゃいましょう。
ノートPCでは綺麗に撮れませんでしたが、TVだと綺麗に撮れてます(動画はTV)
ダメなようでしたら厚紙など物理的なものを用意すれば解決するかと思います。
近づければいいので大きさはそれほど必要ありませんし。
素材を撮る手順はこれだけです。
さて、ここで問題になるのが"曲が止まらないこと"です。
こんなんじゃ使い物にならないとお思いの方、ご安心ください。
時間を止める方法はありまぁす！！！
まずはコチラをご覧ください。
ブログ用資料その２ pic.twitter.com/l6IuDCjLwE
— 家具屋P (@kaguya1503) 2022年1月7日
そう、スマホのステータスバーを下ろせばいいんですね！簡単！
最初は隠れているので2回触る必要がありますが、多分これが一番早いと思います。
あとスクショを撮っても数秒止まるのですがステータスバーのほうが簡単ですね。
とはいえ、最速でやろうとしても
曲選択→アイドル映す→指で隠す→ステータスバー下ろす
という手順を踏まないといけないので、慣れないと難しいです。
ブログ用資料その３ pic.twitter.com/xw2RuQIk2b
— 家具屋P (@kaguya1503) 2022年1月7日
冒頭からの撮影も頑張ればできます。頑張りましょう。
最後に自分の考えるデレスポARの素材としてのメリット、デメリットについて。
・メリット
一番は記事タイトルにも書いてる通り"見切れないこと"ですね。
エミュやタブレットでも見切れない素材は可能ではありますが、
それらと比べてARは動くスマホとそれなりの広さがあればいいので、
撮影環境の負担が少なく気軽に試しやすいかと思います。
もう一つは"真横以外の角度から撮れること"です。仰俯角のほうです。
デレステ版フォトスタジオの場合、
引いた画では真横、拡大すると若干角度がつくが一定のままです。
対してデレスポではアイドルの表示できる距離、メニューの開かない範囲であれば自由です。
実際に踊ってる時に歩き回るとわかりますが、デレステとは全然違って見えます。
そうして見てるだけでも創作意欲が刺激されますし、
ブレずに固定できると考えると抜き合成素材としては箱マス以上じゃないでしょうか？
いや横に移動されるとキツいか…トラッキングでなんとかなるのかわからん…
あとは"背景の色が自由なこと"くらいですかね。
・デメリット
まずは操作性の悪さです。面倒くさい。
やはりタッチ操作と比べてしまうと雲泥の差ですね。
楽曲はまだしもポーズ190人分はデレスポでは試す気にもなれません。
それと"デレステと比較しての再現性の低さ"です。
やろうと思えばドットレベルで一致できるであろうデレステ版と比べると、
大きさや向き、カメラの角度を合わせるのは難しいです。
実用に耐えうる程度だとは思いますけどね。
あとドレスコーデに対応してないのは本当に残念です。
この記事のためにウキウキしながら作ってたのに…
今後に期待ですね。
私に書けるのはこのくらいですかね。
抜き合成の経験がほぼないので表面的なことしか書けませんでしたが、
必要とする人に情報が届いて選択肢が増えてくれれば幸いです。
使う予定がなくてもデレスポを触ってみるだけでも結構楽しいので、
やったことのない方もぜひぜひ遊んでみてください！
ではでは～
